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気温が下がり、過ごしやすい気候になってきました。厳しい寒さが到来する前に今一度ご自身の健康状態について見直してみませんか?
がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などといった生活習慣病は、私たちの医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、急速に進む高齢化を背景として、その予防は私たちの健康を守るために、大変重要となっています。
今回はその生活習慣病の予防についてご紹介します。
(参考元:スマート・ライフ・プロジェクト「生活習慣病を知ろう!」、e-ヘルスネット他)
1996年頃から使われるようになった用語で、不適切な食事や運動不足、喫煙、過度な飲酒などの生活習慣や過度なストレスが発祥の要因となる疾患の総称です。
以前は「成人病」と呼称されていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症の可能性があることから「生活習慣病」と改称されました。
原因別に分類すると、以下のような疾患が挙げられます。
米国・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度(障害・疾病・症状など)との関係を調査した結果に基づいて提唱している「ブレスローの7つの健康習慣」を以下に示します。
【ブレスローの7つの健康習慣】
一つ一つは特別なことではなくても、7つすべてを実践することは難しい場合もあります。
ときどきご自身の生活を振り返って、取り組みやすいと感じるものから一つずつ実践していくことが大事です。
(引用元:e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-002.html)
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会ホームページでは、上記以外にも生活習慣病の予防に役立つ情報や講演のお知らせを公開しています。是非一度、じっくり読んでみてください。